投稿日:2017-05-05 Fri
さて、いよいよ最終日、今日は妙義山登山だ。昨日お腹を壊しているから、朝食はほどほどにしてチェックアウト。道の駅みょうぎ近くの駐車場に車を止め8:50に出発する。

<ハイキング向けコースマップ>
妙義神社を通り登山道へ。登山届を出す場所が分からず、そのまま進む。
短い鎖がある場所があったが、使う必要はない。
大の字の鎖場に到着すると初めて先行者に追い付く。タオルを頭に巻いた若い男性で(以降WKさん)、岩場の上から降りてくる3人連れが無事下るのを待っているようだ。さて、3人が降りてWKさんが登ろうとすると、上からまた一人降りてくる。その年配の男性(以降GJさん)が降りてから、WKさんが登って行く。狭い垂直の岩場でWKさんの足の運びを見ていたのだが、いざ自分が登ってみると途中で右足を掛ける場所が見当たらなくて苦労する。今日の手袋は自転車用の指切りグロープで、滑らず安心。
やっと上に登ると展望が広がっている。大の字の裏側からも写真を撮るがレンズが曇っていてボケボケ。

<せっかくの展望がボケボケ>

<大の字の裏側>
WKさんは崖の端に立って展望を見ているが、とても怖くて端まで行けない。彼は翌日赤城山に登るらしく、私は昨日自転車でヒルクライムした事を話す。
どこまで行くか聞くと状況見ながら行ける所までということで、私と一緒だ。
先にWKさんが降りていき、続いて私も降りるが、またもや足の置き場に苦労しながら時間をかけて降りる。こんな小手先の岩場で苦労しているようだと、先が思いやられる。
奥の院に向かって歩いて行くと辻に到着。ここで中間道と分岐し、キケン上級コースと書かれた方へ進む。
すぐに細かい階段がある坂を上がり、奥の院到着。女性3人と男性1人のパーティがいて挨拶する。

<奥の院>
奥の院を出てすぐの長い鎖場に行くと、先ほどのGJさんとWKさんがいて、GJさん、WKさんと登って行く。続いて私も登ろうと思ったが、ここまでペースが速かったようで汗びっしょりで肩で息をしている状態だったから、少し息を整えてから登り始める。

<奥の院の鎖場 右側の鎖で登る>
足場があるから登りやすいと思っていたが、横にトラバースするあたりから腕が早くも疲れてくる。登りきって少し歩くと見晴に到着。

<見晴らしの少し手前>
先程のWKさん、GJさん、他に私と同年代と思われるSVさんがいる。WKさんがお先にと言って先へ進む。GJさん、SVさんと会話するとGJさんは前橋、SVさんは安中で二人とも地元の人たちだ。
私は初めてで、ここまでの鎖場で結構苦労したから、この先どこまで進めるか不安だと話すと、何度も来ているSVさんが案内してくれるというから付いていくことに。ありがたい、助かる。
ビビリ岩は決してビビるような個所ではなかったが、全く余裕がなくこの先も殆ど写真が撮れていない。玉石を過ぎ、背ビレ岩。両側が切れ落ちていて特に左側は絶壁。
SVさんが先に登り、鎖は掴まない方が楽に登れるとアドバイスしてくれる。真ん中に鎖が這わせてあるが、岩が掴み易いから鎖なしで両脇の切れ落ちている方は見ないようにして登る。
大のぞき到着。あれが天狗岩だろうか?

この後、滑り台状の長い鎖場の下り3連発。SVさんはハーネスを付けて降りていく。続いてGJさん、私の順。長い下りで握力がなくなってきてグロープが滑る。足場のとっかかりが殆どないから腕力が頼りの鎖場で、自分には厳しい。
何とか降り切ったが、気が付くと右手人差し指から血が出ている。傷絆を持って来たはずだが見当たらず、SVさんから貰って指に巻く。手袋は最初の頃は良かったが、土が付いて滑りやすくなったため脱いで素手になる。痛みはないがいつの間にか、肘にも擦り傷多数。
しかし、ハードな山だ。相馬岳まで行けるのか心配になってくる。それにしても鎖場などGWだし渋滞するのかと思っていたが、全然人がいない。アルプスや丹沢とは違うようだ。
天狗岩に登り返して休憩。持って来たおにぎり1個を食べる。水1L、スポドリ1L持って来たが半分ほど無くなった。

<展望が良い>
少し休んで降りていくとタルワキ沢分岐に到着。少し登り返して相馬岳到着。
やっと着いた。

<ここまで無事到着、後は下りのみ>

<証拠写真を撮ってもらう>
ここでは5,6人の登山者がいて、ほとんどの人がハーネスにヘルメットを付けている。みんな鷹戻し方面から来た人たちだ。
正面に見るからに険しそうな鷹戻しが見える。。先日も滑落事故があったばかりの場所だ。
二人のベテランの人たちの話ではニュースで報道されているだけでなく、他にも2件同日に事故があったらしい。
このベテラン2人はカラビナも2セット付けていて、鎖の切れ目で付け替えるときに1つだとその時にフリーになってしまうから、2つで必ずどちらかが鎖に繋がっている状態にしているらしい。
なるほど!それなら万一滑落しても、鎖の1区間だけで済み、下まで落ちることはない。
もっとも鎖もロープもないような場所で滑ったらどうしようもない。
ここからは裏妙義の丁須ノ頭も見える。ハンマーヘッド型をした独特な形状で、かなりベテランでも尻込みするような場所らしい。
ところが、一緒に来ていたGJさんは登ったことがあるらしい。凄い。
他に鷹戻しの右手に星穴岳という穴が開いている山も見える。頂上から穴まで懸垂下降で降りるらしい。
自分には一生無理だ。

<左手前が鷹戻し、右奥が星穴岳。穴が見えるかな>
残りのおにぎり2個も食べ、堀切に下山することに。
最初のザレの下りが厳しい。細かい石を何個か落としてしまいながら下っていく。全く石を落とさず歩くのは難しい。
登りは自転車で鍛えているだけあり、全く問題ないのだが、下りの筋肉が全く足りず足の踏ん張りが効かない。
やはり山歩きの筋力は山で鍛えるしかない。
バラ尾根のピークでまた休憩する。

<バラ尾根ピーク岩場の下>
疲れた。今日は緊張の連続で鎖場などの写真を殆ど撮っていない。
やっと堀切に到着。

<安全地帯まで来て安堵>
後は下るだけだ。途中、私が先頭で歩くが2度もルートを間違える。しかも2度ともピンクテープがある個所だ。
戻ってルートを見直すと、なぜ間違えたのか全く分からない。疲れで判断力が鈍っている証拠だ。
中間道に到着し、四阿から大人場へ下る。

<あんな山を歩いて来たのか>

<やっと花を撮る余裕も出て来た>

<もう少し>

<登山口到着>
あとは車道で妙義神社へ戻り、私が停めた駐車場より上の駐車場に停めた二人と別れる。
SVさん、先導とアドバイスありがとうございました。一人だと見晴から引き返していたかもしれない。GJさん、色んな山の話、ありがとうございました。70代で元気に歩いている姿が素晴らしい。
道の駅みょうぎでのんびりとソフトクリームを食べていると、GJさんに声を掛けられる。既に町の恰好に着替えている。椅子に座り、裏妙義の丁須ノ頭に登った時の話を聞かせてもらう。ハンマーヘッドの手前には鉄杭に鉄の板だけ敷いた足場があったり、最後の登りは一度鎖に捕まったら戻ることは出来ずに、一気に登りきるしかないなどと怖い話を聞く。聞けば聞くほど自分には絶対無理そうだ。
この人、本当に70代なのに元気だ。
さて、GJさんとは別れ、高速で自宅に向かう。温泉にでも寄りたいところだが、動きたくなくなりそうだ。

<途中のSAでたんぱく補給>

<群馬名物焼きまんじゅう>
家に帰り、風呂に入ると膝と肘に痛みが走る。ズボンで気が付かなかったが、膝も擦りむいていた。
「今回の反省」
・妙義山は1100mほどの低山で舐めていた所があった。滑落事故が多い山なのは勿論知っていたが、槍や剱も登れたんだから何とかなるだろうと思っていた。
槍は表銀座コースを上高地から、剱は別山尾根ルートを歩いたが、それらより格段に怖くて難しかった。
・今回は準備不足だった。元々、GWにハルヒルコースを走ってみようと思い立ち、どうせなら赤城のコースも走ろうと欲を出し、いや待てよ、それなら上毛三山全て制覇はどうだろう、妙義山は車道はないから登山にしようと安易な気持ちで計画した。
登山地図も買わず、スマホの地図アプリとガーミンがあれば大丈夫だろうと軽率だった。
ブログや動画で他の人の情報は少し見たものの、コースタイムもロクに調べていなかった。
・山の難易度は標高ではないということを痛感した。標高は丹沢・大山よりも低く、標高差も少ない。それでも、これだけ難易度の高い山があるとは驚き。
・とにかく筋力不足がもろに出た。今年の山歩きは1月に檜洞丸を1回歩いただけで、4カ月も山歩きをしていない。下りの筋肉が全く足りず、踏ん張りが効かなかった。
上腕、握力がもっとないと長い鎖場は厳しい。もちろん技術も重要だが、ボルダリングを1年やって全く上達せずに辞めた身としては、取り敢えず筋力だけでも付けねば。
一見体格が似ているSVさんは懸垂もバリバリできるが、私は1回もできないし、ジムのレッグプレスでSVさんは200kgできるというから驚き。私は65kgしかできず、筋力無さすぎ。
自転車の筋肉は登りで有効だが、下りの筋肉は付かない。当たり前。
・登山届を出さず、単独行動。家族にも妙義に行くとは言っておいたが、どのコースを歩くかは伝えていなかった。今回、たまたま同行の人が見つかったから良かったが、ずっと単独で事故でもあったら大事になっていた。
・反省点ばかりになったが、年に2,3回ほどしか山に行かない中途半端な山ヤが行くところではない。
登山口(8:50)大の字(9:30)見晴(9:50,10:20)大のぞき(11:45)相馬岳(12:20,13:10)下山口(16:05)

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投稿日:2017-05-05 Fri
2日目は起きると良い天気。ホテルの朝食でがっつり食べて、昨日行った嶺公園へ向かう。駐車場に停め、今日は最初からレッグウォーマーを付けて走り出す。西進してヒルクライムコースに合流し、いよいよ上り。
しばらくは緩い登りが続き、赤城ヒルクライムゴールまで後15kmなどと1km起きに看板が設置されている。
やがてコーナーが出て来るとコーナーの番号が書いた標識も出てきて、傾斜もきつくなってくる。
それにしても昨日のハルヒルコースと違い、ローディがいない。ハルヒルは2週間後で、赤城は9月だから当然か?
長い単調な登りを漕いで行くが、すぐに腰が痛くなってきてダンシングを織り交ぜながら進む。公園から10kmほど進んだ辺りで初めて先行ローディに追い付く。声を掛けるともうキツイ、疲れたと言っている。
他にも走っている人が一杯いると励みになるが一人で淡々と登るのは辛い。
標高が上がって来ると赤城下ろしの風が冷たい。
10時過ぎにゴール地点の赤城山総合観光案内所に到着。公園から17km、1H40Mくらいかかった。

案内所には何台も横に並べて停められるバイクラックがあり、中に入るとあの人の色紙が。

寒い。WBを着て大沼に下る。湖畔は雪が残っている所も多くあり、風は強く指切りグローブだと指先が凍えそうだ。

今日は天気が良いし、湖畔をぐるっと回ることに。赤城山は湖畔を取り囲むようにいくつもの山があり、登山者がちらほら。

<最高峰の黒檜山かな>


<向うは地蔵岳かな?>

一周して戻ることに。下っていくと登って来るローディと結構すれ違う。
コーナーをいくつか下っていくと車にビュンと抜かれびっくり!全然後ろに来ているの気が付かなかった。
コーナーが終わると後は緩やかなほぼ直線の長い下りが続く。スピードが出過ぎないようにブレーキを掛けながらも快適な下り。
榛名山もここも、箱根やヤビツより道幅も広く綺麗で走りやすい。
さて、公園に着いたが、昼飯をどうしようか?
ぐぐってみると桑風庵なかや本店が近くで見つかり、今降りて来た途中にある。車で向かうと駐車場には入れたものの、店の中は行列。
仕方なく、他を探しとんとん広場という豚肉専門店に行く。そこそこ客は入っていたが、席に座れロースカツを注文。

旨かったが、朝もがっつり食べていたからお腹一杯。このままでは今日もカロリーオーバーになってしまう。
昨日は33km、今日もまだ43kmほどしか走ってないから、また公園に戻り走ることに。
市街地に降りていき、川沿いなどをのんびり走る。しかし、まずい!お腹が痛くなってきた。コンビニを探しながら走るが、都会のようにすぐには見つからず、大型電気店のトイレに寄る。
なんだかまだすっきりせず、サイクリングは中止にして戻ることに。
公園まで登って行く途中でまたお腹が痛くなってくる。やはり昨日から食べ過ぎだろうか?
公園のトイレに寄ってから、今日もホテルに早めのチェックイン。
夕飯は消化の良いそばとうどんをスーパーで買い、手軽に済ませる。
tm:7:05 dst:65km av:9km/h up:1562m odo:14554km(tm,avは停止時間含む)

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投稿日:2017-05-05 Fri
5/1はハルヒルコース試走に行ってきた。大会にはエントリーしていないが、毎年人気のコースということで、どんな所か行ってみることに。車載にし、県央、関越を使い、高崎市役所榛名支店へ。試走用の駐車場が用意されていて、支店そばの滑川駐車場に止める。駐車場の半分ほど試走に来た人達の車があり、人気を伺わせる。
天気は曇りで予報では時々雨。降らない内にさっと登ってこよう。
しかし走り出していきなり坂。ここまで車だったから準備運動なしできつい。たまらず近くの榛名ふれあい公園で休憩。
息がぜーぜー!

公園は広く良い場所だが、花が咲いてなく残念。
ゆるゆると上がっていくと立派な鳥居。道は綺麗で走りやすく、ヤビツより緩い。

<鳥居の左下にバイク、でかい>
更に登って行くと榛名神社があり、ここには先ほどの一之鳥居よりでかい鳥居がある。
トイレに寄るとバイクラックがあり、若い人が休憩中。声を掛けると、今回初めて来て今下ってきたところらしい。
感想を聞くとここから先がきついと言う。
確かに今までより少しきつくなるが、決して激坂ではない。
1H20Mほどで榛名湖到着。

寒い。今日は短レーパン、薄手アンダー+半袖ジャージだったが、すかさず持って来たWBとレッグウォーマーを付ける。
寒いけどせっかく来たから湖畔を走りだすと、ポツポツと雨。
どうしようかと思いながらもだらだら走っていると大粒になってきて、やばい、引き返すことに。
しかし、下っていくとすぐに雨は止み、登って来るローディ達と大勢すれ違う。
榛名神社に到着。

<鳥居の右下にバイク。でかさだが分かるだろうか>
さて、時間はまだ10時過ぎだし、今日の内に赤城山も走ることに。
今回は2泊3日で上毛三山の榛名、赤城は自転車でヒルクライム、妙義は登山を予定しているが、今日の予報が時々雨だったから、移動と榛名だけかもと思っていたが、何とか持ちそうだし、今日の内に赤城も走れば3日目は車載で足を伸ばし、渋峠も行けるかもしれない。
できるだけ足を残すため、市街地より少し登った嶺公園に向かう。途中のコンビニで昼飯を食べ、もう少しという所で雨が降り出し、着いたら本降り。

これでは無理だ。雨雲レーダを見ると上がるまで時間がかかりそうだし、今日はこれまでか。
12時を廻ったところだが、近くの富士見温泉に行って汗を流す。
風呂上がりにビールが飲みたいが、車だからノンアルで我慢。

風呂は汗だけ流せれば十分で何度も入るほど好きではないから、時間を持て余す。
前橋のけやきウォークというSCに行き、時間を潰す。食べ物が旨そうな店も多くあり、パン屋で甘めのパンを2個食べる。本屋で文庫を買って16時過ぎに前橋駅そばのビジネスホテルにチェックイン。
夕飯はぐぐって鳥がうまそうな登利平本店に向かう。先程車で寄ったけやきウォークのそばにあり、ビールを飲みたいから歩いていくと、Tシャツ+長袖シャツでは寒い。WBも着て来れば良かった。
店は一人では入りにくそうな雰囲気だが、店員の態度は良く、奥に案内してくれる。
メニューを見るとどれも旨そうで迷うが、唐揚げとチキンかつの鳥合わせ定食を注文。

これが絶品!唐揚げがジューシーだし、チキンカツも旨い。明日もまた来ようかな?
今日は33kmしか走ってなく、明らかにカロリーオーバー。
tm:2:15 dst:33km av:14km/h up:1010m odo:14489km(tm,avは停止時間含む)

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投稿日:2017-05-05 Fri
連休の初日、4/29は平坦な三浦半島へ。20度を超える予報で短パンで出かけたら少し肌寒い。いつものように環状4号で六浦まで行き、三崎方面へ。野比駅近く、北下浦海岸通りのマイルストーンに寄る。

良い天気だが、少し肌寒い。
宮川公園でマグロのマイルストーンも撮ったのだが、なぜかスマホに無い。間違って消したか?
ランチは宮川のまるよし食堂へ。まぐろの漬け丼が旨かった。

城ケ島に上陸。今日は早く帰りたいから、すぐUターン。

<なぜかボケている>

いつもの立石公園で休憩し、写真を撮ろうとしたらその瞬間バイクが倒れる。


撮り直して長者ヶ崎に寄り、ヨットのマイルストーン。良い天気だが、富士山が見えないのが残念。

後は淡々と江ノ島、境川CRで自宅へ向かう。鷺舞橋で休憩していると声を掛けられ、以前tatsuyaさん達と一緒に走ったことのある、寝の人さんだ。一緒にいた人はアネモネットさんで初対面。
ツイートで三浦に走りに行っているのは知っていたが、ここで会うとは。こうしてSNSで知り合った人とリアルで会えるのはうれしい。
明るい内に帰宅。今回は100km少しで平坦だったから膝の痛みは殆どなし。
明日からの上毛三山に向けて支度をしなければ。

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